2011-08-11 ■ coyote 暗がりに白い薄灯りのまわりを、ウスバカゲロウがよたよたと飛んでいる。 不気味な様が不安を誘う一方で、自らの意思で飛んでいるというより、 むしろ糸に吊られて動く死骸に見えるのは、どこか憐れでもある。 生きていながら、既にうっすらと死を纏った生き物かしら、と想う。 こわい。